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「蔵の音」 kura-no-ne creative music blog

坂田明・豊住芳三郎+海人坊 「第一回 こぶしまため」 @ 蔵の音 3月31日(土) 2018年



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坂田明・豊住芳三郎+海人坊 「第一回 こぶしまため」 @ 蔵の音 3月31日(土) 2018年


    今回から当日「こぶしまため通信」を配布します。現在、33頁を書き終えたところです。
    限定10部のみの非売品となっておりますので、ご賢察をお願い申し上げます。

    今回からの演奏会は今までと違って、海人坊 (高橋義博・笹沼位吉) による
    「こぶしまため」に繋がる選盤・選曲の時間が演奏会前にございますので、
    開場は17:30になります。開演はいつも通り19:30ですが、
    当日は天候に関わらず混雑する可能性も無いとは言えませんので、
    席数はいつもよりも大~分広くとっておりますが、
    毎度の如くで、大変恐縮ではございますが、ご予約席をご用意しておりませんので、
    もし、お席の確保が必要なお客様は、お早目にお越し頂ければと思います。
    とは、申しましても念に念を押して開場は17:30」なりますので、
    あまりにも早いと開いておりません。何卒よろしくお願い申し上げます。(高橋)
    

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 【「こぶしまため」の目的 】「こぶしまため創刊号より」


 今までの演奏会は、演奏家による音を通した「問いかけ」以外にはお伝えする方法を持っていなかったのですが、これからは、その「創造性」に至るまでの「過程」、即ち、根底にあるべきはずの「民俗性」を演奏会前の「空間」に配置して行くことにより、本来の音楽が生まれ育った場所「創造的音楽空間」の記憶を呼び覚まし、私たち「らしさ」を見つめ直して行くことを「永続的な目的」として掲げています。(高橋)


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プロフィール: 

坂田明(サックス、クラリネット奏者)
 
 1945年広島県呉市出身。1969年上京後「細胞分裂」を結成、1972年、山下洋輔トリオに参加、1979年末まで在籍し世界中のジャズフェスティバルに出演する。1980年、吉野弘志、藤井信雄と「坂田トリオ」を結成。以後「WHA HA HA」「DA-DA-DA オーケストラ」「ミトコンドリア」「ハルパクチコイダ」など様々なグル-プの結成、解体を繰り返す。1996年ビル・ラズウェルとの共同プロジェクト「ミジンコ空艇楽団」で中央アジアツアー。1997年「Daphnia」レーベルをつくりCD「どうでしょう?!」を発表。同レーベルからは1998年にハルパクチコイダで「海」、2004年に坂田明miiで「赤とんぼ」を発売。2005年には、ジム・オルークとの共同プロジェクトを開始させ、新宿ピットインでのライブ音源を編集したCD「かなしい」と「およばれ」をリリースし高い評価を得る。2007年ダーリン・グレイ、クリス・コルサーノとのユニット「坂田明&ちかもらち」でCD「ズボンで」を発売。2009年秋、同グループでシカゴの「アンブレラ・ミュージック・フェスティバル」に招待され、前衛ポスト・ロックバンド、トータスとのライブが音楽ファンの度肝を抜き、2枚組LP「In a Babble」として発売される。最新作はFIRE等で活躍するヨハン・バットリング、ノルウェー屈指のドラマー、ポール・ニルセン・ラヴと2015年に録音した「Semikujira」(2016年発売)など。音楽以外では2003年、長年にわたるミジンコ研究が認められ、日本プランクトン学会より特別表彰を受ける。また俳優、タレントとしてテレビ、ラジオ出演も多数。

Akira Sakata official site;
www.akira-sakata.com/

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略歴:

豊住芳三郎 [海童丹滄] (ds,perc,erfu):1943年7月11日生まれ

 63年、青山学院大学在学時に富樫雅彦に師事、67年に海外で初めて認められたロック・グループSamuraiでヨーロッパ・ツアー。69年、日本で最初のフリージャズ・グループの一つ、吉沢元治トリオ(吉沢元治、高木元輝、豊住芳三郎)、高柳昌行のニュー・ディレクション(高柳昌行、吉沢元治、豊住芳三郎)に参加。その後、高木・豊住デュオで人気を博す。71年4月シカゴに渡りAACMに参加。ジョセフ・ジャーマンとのデュオ、ドン・モイエ(The Art Ensemble Of Chicago正式加入以前)とのパーカッション・グループ他、様々なユニット、ワークショップに参加。翌72年1月に渡仏。ボブ・リード、加古隆、グレン・スピアマン、ラファエル・ギャレット等と共演、アラン・ショーター・トリオ、ボビー・フュー・トリオ、Emergency、アンソニー・ブラクストンのCreative Music Orchestraなどで活動する。翌73年8月インドネシアへ。74年1月に一時帰国、自己のグループで「Sabu / Message to Chicago」(TRIO)を製作。同年10月ブラジルへ。翌75年4月に正式に帰国。同月、富樫雅彦「Spiritual Nature」(East Wind)の録音に参加。生活向上委員会のメンバー等とサブ豊住ユニットを開始。「七つの海」のコンサート他、精力的に活動。その後も、阿部薫、小杉武久、サニー・マレイ、デレク・ベイリー、ハン・ベニンク、バール・フィリップス、ポール・ラザフォード、ジョン・ゾーン、ジョン・ラッセル、マッツ・グスタフソン、鈴木昭男、オカイ・テミズ等多くのインプロヴァイザーと共演。また、レオ・スミス、ペーター・ブロッツマン、ミシャ・メンゲルベルグ等を招聘し歴史的作品を残す。その他に紹介すべき活動・作品は多くあるが、中でも「2 to 10 Saxophone Adventure」(Philips)に収録の高木元輝との「深海」、阿部薫との「Overhang Party」(ALM)、自己のユニットによる「The Masterpiece」(ALM)、ペーター・ブロッツマンとの「Sabu Brotzmann Duo」(Improvised Company)、ミシャ・メンゲルベルグとの「逍遥游 (The Untrammeled Traveller)」や、ジョン・ラッセルとの「無為自然 (Empty Spontaneity)」(共にChap Chapから)などは特筆すべきだろう。 近年は、中国・台湾などのアジア諸国に招待される機会も多く、その開拓精神は未だに健在だ。


Sabu Toyozumi discography;
http://sabutoyozu.exblog.jp/

Kaitai Records;
http://kaitaireco.exblog.jp/

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「海人坊」(かいじんぼう)とは;

    高橋義博と笹沼位吉の二人が、お互いの「民俗性への問い掛け」に共鳴し生まれた
                                「非音楽的音楽制作」及び「創造的音楽空間演出」集団。

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高橋義博 略歴;

 本業のレコード・ディーラーを通して、近年の世界的フリージャズ・レコード・ブームの一端を担う一方で、現在の日本に於ける「創造的民俗音楽」、即ち本来の私たちが持ってしかるべき「日本人としての音楽表現」とは何かを探求することに目的を見い出し日々蒐集活動をしている。 最近では、2017年に発売されたマッツ・グスタフソンを主体としたレコード蒐集本「DISCAHOLICS! RECORD COLLECTOR CONFESSIONS VOLUME 1」への現物資料提供。 過去には、高木元輝・豊住芳三郎の1971年の未発表ライブ音源「If Ocean Is Broken」LP二枚組発売記念イベントの企画や、インターネット・ラジオ・サイト「Yellowish Radio」での活動等がある。 これまでの経験を活かし、2012年にKaitai Recordsを発足。新譜が売れないと云われて久しい昨今にありながら、加古隆・高木元輝・豊住芳三郎の1975年の未発表ライブ音源二種を初LP化・初CD化し、限定盤LPは予約の段階で完売、後にシーンの活性化を促すこととなった。 貸し処「蔵の音」では「Mats / Sabu DUO」を皮切りに、豊住芳三郎関連の企画を8年間に渡り主催してきたが、今年の3月から同所にて、坂田明・豊住芳三郎(演奏)海人坊(選盤・選曲)による「こぶしまため」を企画し、本来の音楽が生まれ育った場所「創造的音楽空間」とは何かを問いかけるべく、その初めの一歩を踏み出した。また、Mixcloudにてインターネット・ラジオ形式による音楽紹介を再開する予定があり相互的な活動を試みている。


笹沼位吉 紹介文;

 日本に於ける90年代のクラブ・ミュージック、又はそれ以降の影響下にある多種多様のグループにベーシストとして携わる。Sly Mongooseのベーシストとしても知られているが、所謂90年代のDJブーム真っ只中にいた「踊らせる側」の人物でもあった。しかし、私が魅力を感じていたのはそこでは無かった。現場では開放されることのあまりなかった・本来の「聴くため」のレコード・コレクションこそが、笹沼位吉「らしさ」そのものだった。後年、泣く泣く手放してしまったものも多かったようだが、未だに他に類を見ない強烈なものだった。それは、私が1996年当時ロンドンに住んでいた頃に、The Specials、The Special AKAのジェリー・ダマーズ宅で見たコレクションと似たような衝撃だ。 近年はフリージャズ及び、改めて民族音楽と民俗音楽に傾倒しているが、それには確実な理由があり、それを証明すべき行為の一つが、この選盤・選曲ということになる。 又、一見するとバンドの活動や現在までのその他の活動には全く関係性が無いように見えるかもしれないが、実は根本には人一倍強い「民俗性」を追い求めているところがある。例えば、スチャダラパー、TOKYO No.1 SOUL SET、電気グルーヴ等々多岐に渡りライヴやレコーディングに参加しているのだが、確実にこれまでとは違った現在の笹沼位吉「らしさ」を見受けられるはずだ。(高橋)

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坂田明・豊住芳三郎+海人坊 「第一回 こぶしまため」 @ 蔵の音 3月31日(土) 2018年
Akira Sakata / Sabu Toyozumi + Kaijinbou "The 1st Kobushimatame" @ Kura-No-Ne March 31th(sat) 2018

開場 17:30~ 選盤・選曲:海人坊(高橋義博・笹沼位吉)

開演 19:30~ 演奏:坂田明・豊住芳三郎
予約 3,000円(飲もの一杯付)*当日昼12時まで御予約可能。
当日 3,500円(飲もの一杯付)

*****当日は、演奏会前と終了後に、民族音楽(エスニック・ミュージク)・民俗音楽(フォーク・ミュージック)・創造的即興音楽(クリエイティヴ・インプロヴァイズド・ミュージック、なっ長い・・・)の中古レコードと中古の関連書籍の販売も致します。日本の民俗音楽も含め段ボール一箱分を予定しております。もちろんのこと、坂田さん・豊住さん関連の作品もご用意しております。ご興味のある方はお問い合わせ下さいませ*****

ご予約・お問い合わせは下記のe-mailアドレスにて承ります。
yellowishradio@hotmail.co.jp

蔵の音(Kura-No-Ne)
埼玉県越谷市越谷1-12-23
TEL 048-965-2397
e-mail yellowishradio@hotmail.co.jp
http://kuranonecm.exblog.jp/
https://twitter.com/kobushimatame (やっとこ、はじめてみました。)

東武伊勢崎線/日比谷線・半蔵門線直通
『越谷駅』東口徒歩7分
JR武蔵野線『南越谷駅』車3分
蔵の音専用駐車スペースあり(無料)



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# by kuranonecreativem | 2018-01-14 19:36